大分の自然(1)~温泉でいのちを癒す~
大分は、宇佐神宮は全国に4万社あまりある八幡様の総本宮がります。また、沢山の寺院もあり、歴史深いところです。もちろん自然も沢山あります♪
また、多くの新しい火山があることで、由布院はじめ温泉がとても多いです。温泉の大多数は火山性温泉で、源泉数は4411個で全国第1位となり、毎年沢山の観光客が足を運んでいます。
神社・仏閣を巡りながら、温泉で心と身体をリフレッシュ♪
いのちが再生される感じです(^^)
宇佐神宮
パワースポットとしても有名ですね。
宇佐神宮は全国に4万社あまりある八幡様の総本宮で、石清水八幡宮・筥崎宮(鶴岡八幡宮)とともに日本三大八幡宮の一つです。
725年(神亀2)応神天皇の御神霊、八幡大神を祭る本殿の一之御殿が創建されたことが始まりで、他には、二之御殿に比売大神(ひめのおおかみ)、三之御殿に神功皇后がご祭神として祀られており、皇室も伊勢の神宮につぐ第二の宗廟(そうびょう)として御崇敬になり、一般の人々にも鎮守の神として古来より広く親しまれており、土地の宗教にも大きな影響をもつ存在です。
歴史的・文化的に貴重な建築物もあり、また、太古からの原生林に囲まれた広大な境内は澄んだ空気に包まれ、春には約500本のソメイヨシノが、夏には蓮の花が咲き誇り、四季折々の風情を楽しむことができます。
お参りの際は、二拝四拍手一拝となりますので、お間違いなく(^^)
住所:大分県宇佐市大字南宇佐2859
電話番号:0978-37-0001
料金:無料、 宝物館入館の場合は、300円(大人)
交通:JR日豊本線「宇佐駅」下車し、バス・タクシーで約10分。
※宇佐駅からバスをご利用の場合は「四日市方面」のバスに乗車し「宇佐八幡バス停」下車。駐車場:あり(有料)
参拝時間:[4-9月]5時30分~21時、[10-3月]6時~21時※※正月期間中を除く定休日:毎週火曜日 (祝日の場合営業)、年末年始
公式サイト:http://www.usajinguu.com/
アフリカンサファリ
クマ、ライオン、トラ、チータなど600余頭の野性動物が放し飼いの自然動物公園です。ジャングルバスにて野性動物に直接餌付けもすることができます。
ワイルドでスリリングですね!
住所:大分県宇佐市安心院町南畑2-1755-1
電話番号:0978(48)2331
料金:大人(高校生以上)2,500円、小人(4才~中学生)1,400円
交通:http://www.africansafari.co.jp/access.htmlを参照下さい。
営業時間:[3月 1日~10月31日]9:00~17:00、[11月1日~ 2月28日]10:00~16:00
定休日:年中無休(雨天でも通常営業)
駐車場:1,500台
公式サイト:http://www.africansafari.co.jp/
安心院葡萄酒工房
ぶどうの名産地・安心院町で厳選された良質ぶどうを原料にワインを釀すワイナリーです。
醸造場、貯蔵庫、ブドウ畑、試飲ショップなどがあり、醸造工程や栽培中のブドウの見学の他、ワインの試飲もできますので、四季折々の芳醇なワインを、堪能することができます。
住所:大分県宇佐市安心院町下毛798(家族旅行村隣接)
電話番号:0978-34-2210
料金:入園料無料
交通:JR、JR柳ヶ浦駅、もしくは、JR宇佐駅から、タクシーで約25分
車、宇佐別府道路の安心院IC下車後左し、42号線に合流、宇佐市安心院支所の交差点に差しかかったら右折、家族旅行村へ。(安心院IC下車後約5分)
営業時間:9時~16時(園内見学17時まで可)
定休日:毎週火曜日 (祝日の場合営業)、年末年始
駐車場:あり(160台)
公式サイト:http://www.ajimu-winery.co.jp/
中津城
日本三大水城の一つで、黒田官兵衛が築城し、細川忠興が完成させました。
当時の最高技術である穴太積みの技法が用いられており、石は全て花崗岩の自然石。ノミで削った痕跡が一切なく、石の本来の特徴を活かして積まれており、その典型的はものが本丸南側の石垣だ。石の角は直線的にのび、反りがなく、また石垣上端がゆるやかなカーブを描いている。「輪どり」といって、カーブさせることで石垣を崩れにくくする技法が使われています。
住所:大分県中津市二ノ丁
電話番号:0979-22-3651
料金:大人400円、子供200円※中津市民割引
交通:http://www.nakatsujyo.jp/information.html参照
営業時間:9:00~17:00
定休日:なし
駐車場:無料駐車場あり、http://kojodan.jp/castle/148/memo/330.html参照
公式サイト:http://www.nakatsujyo.jp/
青の洞門
青の洞門といえば、すぐに思いつくのはパスタですが、こちらは、パスタではありません。
菊池寛の「恩讐の彼方に」で有名な隧道です。
ここは、その昔、山国川の上にそそり立つ岩かべにそってつくられた道で、命綱なしには通れないほど断崖で、足をすべらせて、下の山周川におちて死ぬ人があとをたたず、こまっていました。
そこに、罪をつぐなうため、僧となって、国じゅうを歩いていた僧禅海[ぜんかい]が、、享保19年(1734年)この地を訪れて、多くの人たちがこまっていることをきいて、およそ30年かけてノミと槌だけで掘ったといわれています。
住所:大分県中津市本耶馬渓町曽木
電話番号:0979-52-2211 (中津市本耶馬渓支所 総務課)
交通:JR中津駅→大分交通バス柿坂・日田行きで28分、バス停:青の洞門下車徒歩すぐ、車 大分道日田ICから35km40分
深耶馬溪
山国川の支流にある渓谷です。四季によって色んな自然の表情を見ることができます。
中でも秋の紅葉は本当に絶景で、カエデ、モミジ、イチョウなどが紅葉する美しい光景を見渡すことができます。
周辺では、手打ちそばや川魚料理、山菜料理が楽しめます。
住所:大分県中津市耶馬溪町深耶馬
電話番号:0979-54-3111
交通(電車):JR久大本線豊後森駅から玖珠観光バス柿坂行きまたは中津行きで40分、深耶馬溪温泉下車、徒歩3分
車(車):大分自動車道玖珠ICから国道387号を経由し、県道28号を深耶馬溪方面へ車で12km
見頃:10月下旬~11月中旬、ライトアップ17:30~20:30
駐車場:250台 <無料>
羅漢寺
日本三大五百羅漢の一つで、3770体もの石仏があり、家族や親類に似た顔が必ずあると言われているそうです。
照覚と逆流建順(ぎゃくりゅうたてじゅん)が刻んだ無漏洞(むろどう)の五百羅漢や、室町期に普覚禅師(ふかくぜんじ)という高僧が刻んだという千体地蔵などが有名です。
「しゃもじ」で願い事を救う(すくう)ということから、境内には、たくさん願い事が記された「しゃもじ」があります。
山頂へ行くには歩いても、20分くらいですが、リフトもあるので、年配の 方や足の弱い方でも簡単に山頂へ行くことができます。
住所:大分県中津市本耶馬渓町曽木1800番地
電話番号:0979-52-2211
交通:http://www.rakanji.com/access.html
参考サイト:
熊本の自然(3)~広大な自然と歴史を歩く~
熊本は、魅力いっぱいで、知れば知るほど、本当に自然豊かな素敵なところです♪
鍋ヶ滝
「おーいお茶」や「生茶」にも使われた、絹のような、水のカーテンが本当に美しい滝です。
滝の裏側にも回ることのできます。ゴールデンウィーク期間中は滝のライトアップも見られます。
黒川温泉からは車で約30分ほど、湯布院からは車で約1時間半ほどの所になります。
住所:熊本県阿蘇郡小国町黒渕下滴水
電話番号:0967-46-2113
料金:大人200円 協力金としてライトアップ期間中のみ徴収。
公式サイト:HP http://www.town.oguni.kumamoto.jp
黒川温泉
有名な人気温泉街です。
泉質は含食塩芒硝硫化水素泉で、神経痛、リウマチに効果があります。
各旅館の露天風呂3ヶ所入浴できる「入湯手形(1200円)」もあり、自然を満喫しながら、ゆっくり体を癒せます。
住所:熊本県阿蘇郡南小国町黒川温泉
料金・交通:以下の公式サイトに詳しいマップや温泉の情報があります
公式サイト:http://www.kurokawaonsen.or.jp/index.php
すずめ地獄
瀬の本から黒川温泉に向かう途中にあります。
名前の由来は、すずめほどの小さな生き物なら死んでしまう程の危険な場所、という意味だそうで、微量の亜硫酸ガスの冷泉があちこちから噴出しています。
この冷泉は皮膚病に効果があるそうです。"遊泳禁止"の立て札がありますので、間違っても泳がないように(^_^;)
住所:熊本県南小国町大字満願寺火焼輪智
電話番号:0967-42-1114(南小国町産業振興課)
交通:JR阿蘇駅→九州横断バス別府行き(1日4便、要予約、電話:096-354-4845)で50分、バス停:黒川温泉下車、車10分
駐車場:あり
球磨川
日本三大急流のひとつに数えられる球磨川は、九州山地の宮崎県堺の水源より八代まで全長約115kmの河川で、スリル満点の川下りで有名です。
与謝野鉄幹・晶子夫妻も人吉を訪れた際に川下りを楽しみ、球磨川についての句を詠んだそうです。
川下りのコースは激流コース以外にも、様々なコースがあり、さほど激しくないコースも選ぶことができます。
土日祝日には、昔ながらの衣装を来たガイドが同乗し、有名な「五木の子守唄」をはじめ人吉球磨地方の民謡を唄ってくれたり、人吉の歴史や球磨川の瀬にまつわる話を案内してくれます。
冬にはこたつ船も登場し、ひと味違った風情を楽しむことができます。
美しい自然を眺めながら、迫力満点の川下り、ぜひ一度は体験して欲しいです。
電話:清流コース、船発場 人吉市下新町333-1 電話:0966-22-5555
急流コース、船発場 球磨郡球磨村渡 電話:0966-33-0119
料金:¥648~¥3,240 ※コースによって異なりますので、ホームページでご確認下さい。
公式サイト:http://www.kumagawa.co.jp/
球泉洞
1973年(昭和48年)3月に発見された、3億年もの年月をかけて自然がつくり出した芸術作品です。
延長4.8kmの九州最大の鍾乳洞です。およそ3億年前海底にあった石灰岩層が隆起してできたと推測されています。
現在でも少しずつ侵食を続けており独自の生態系を持つ洞穴生物が生息しています。
住所:熊本県球磨郡球磨村大字大瀬字平野1121
交通:JR球泉洞駅から県道304号線、人吉街道経由で徒歩約20分
電話:0966-34-0211(球磨村森林組合)
料金:大人(高校生~)1,050円、中学生735円、小学生630円※探検コースプラス630円
公式サイト:http://www.kyusendo.jp/
青井阿蘇神社
人吉球磨地方の総鎮守で、昔から「青井さん」と呼ばれ地元の人に親しまれています。
平安時代初期の806年(大同元年)に阿蘇神社の分霊を勧請(かんじょう)して創建された神社で、 建磐龍命(たけいわたつのみこと)とその后神である阿蘇津媛命(あそつひめのみこと)、 両神の御子神である国造速甕玉神(くにのみやつこはやみかたまのみこと)が祀られています。
至る所にきれいな文様や彫刻が施されており、特に安土桃山時代の華やかさを持つ桜門は国指定重要文化財で、かつて司馬遼太郎氏が「華やぎと豪宕(ごうとう)さを持っている」と感嘆したほどです。
現在の社殿群(楼門・拝殿・幣殿・廊・本殿)は1610年(慶長15年)から3年間かけて、 人吉藩主の相良家20代長毎(ながつね)の命により造営されたもので、 平成20年に、この五棟の社殿群は国宝に指定されました。
住所:熊本県人吉市上青井町118
交通:JR球泉洞駅から県道304号線、人吉街道経由で徒歩約20分
文化苑拝観時間:10:00~16:00
文化苑休苑日:月曜日
文化苑拝観料:300円
電話:0966-22-2274
公式サイト:http://www.aoisan.jp/
永国寺
幽霊掛軸で有名なお寺です。永国寺の開山実底超真和尚が、夜な夜な境内の池に現れる描いたと伝えられています。
『人吉・仲よし・こころ良し』人々は、人吉・球磨地方の気質を称してこう呼ぶそうです。
四方を九州山地の山々に囲まれた、草深い山里の地は、明治43年(1910年)に肥薩線が開通するまでは、まさに〝かくれ里〝の名にふさわしい山峡の地だったそうです。
住所:熊本県人吉市土手町5
交通:JR人吉駅→徒歩10分、車 九州道人吉ICから7分
駐車場:あり
時間:8~18時(無休)
電話:0966-22-2458
樅木の吊橋
「あやとり橋」で橋長72m、高さ35m。「しゃくなげ橋」で橋長59m、高さ17mの2つの橋からなる親子橋です。
駐車場、休憩所、遊歩道などが整備されていて園地化されていおり、新緑や紅葉などの観光のシーズンには多くの観光客で賑わっています。
自然の木々と森林浴の癒しをうけながら、足元がすくんでしまうようなちょっとスリリングな気分も味わえます。
住所:熊本県八代市泉町樅木
交通:九州自動車道松橋ICから100分 八代ICから110分
駐車場:あり
電話:0965-67-2111 (八代市役所泉支所総務振興課)
公式サイト:http://www.city.yatsushiro.kumamoto.jp/ar/
参考サイト:
熊本の自然(2)~広大な自然と歴史を歩く~
熊本は、本当に自然が豊かで、見どころが満載です。阿蘇山があることから、火の国とも言われていますが、水も豊かで、火のかみ、水のかみ、がいるとも言われるくらいです。そんな熊本の自然を、ご紹介します♪
菊池渓谷
紅葉の名所としても知られている菊池渓谷は、菊池市街地から東へ約 17km、車で約30分程の所にあります。
阿蘇火山の莫大な噴出物からなり、輝石安山岩および安山岩質集塊岩、溶結凝灰岩を基岩とし、これらの基岩を覆って、厚い火山灰が分布しています。
春は自然の生命エネルギー溢れる新緑があり、夏は平均水温は13度の天然クーラーと称される程の涼しく、秋は紅葉と渓流のコラボレーションによる絶景や、冬は全山に霧氷の花が咲くなど、四季を通じて色んな表情を見せてくれます。
掛幕の滝、黎明の滝、紅葉ヶ瀬、竜ヶ淵、天狗滝、四十三万滝(日本の滝百選)、広河原など、沢山の見どころがあり、広大な自然に体も心もリフレッシュされます。
遊歩道にはトイレもありますので、お子様連れの方にも安心です。
また、あいのりタクシーがありますので、一人でも、気軽に訪れることができます。
遊泳と、ペットの入場は禁止されていますので、マナーを守って楽しく散策されて下さい。
「道の駅」ならぬ「水の駅」もありますので、休憩、食事もこちらでできます。
- 住所: 熊本県菊池市原
- 電話番号:0968-25-7223 (菊池市商工観光課)
- 料金: 清掃協力金100円(高校生以上)
- 公式サイト: http://ww7.tiki.ne.jp/~suigen/
- あいのりタクシー:http://ww7.tiki.ne.jp/~suigen/ainori.html
- 菊池渓谷ガイドマップ:http://kikuchikeikoku.jimdo.com/菊池渓谷ガイドマップ/
- 水の駅:http://www.kikuchikeikoku-mizunoeki.com/index.php
大観峰
大観峰は、標高935.9m。阿蘇北外輪山の最高峰であり、カルデラ盆地の阿蘇谷や阿蘇五岳をはじめ、九重連山を一望することができます。
展望台からは、眼下に阿蘇谷、その向こうに阿蘇五岳が望めます。
また、秋や冬の晴れた日の早朝には、雲海を見ることができます。
大観峯茶店でしか食べられない、阿蘇のジャージー牛乳で作った、濃厚ミルクの手作りソフトクリームや、ソフトクリームをがのった「プリンソフト」もぜひご賞味下さい(^^)
- 住所: 熊本県阿蘇市山田2090-8
- アクセス: 大分道日田ICよりR212経由、小国方面へ1時間 、JR阿蘇駅からバス杖立行き35分、大観峰入り口下車、展望台まで徒歩30分
- 公式サイト: http://www.aso-aso.com/003mtaso/daikanbo/
草千里ヶ浜
目の前には噴煙をあげる中岳がそびえ、中央には大きな池があり、烏帽子岳の北麓に広がる浅い直径約1kmの四角形の大草原です。
放牧馬がのんびりと草を食んでいる牧歌的風景は、見ていて心がなごみます。
緑鮮やかな夏、白銀の幻想的な冬と四季の自然を楽しむのもよし、人気の乗馬を楽しむもよし。広大な自然の中では何をしても楽しめると思います♪
白川水源
「火の国」とも言われる熊本の、もう一つの顔が、「水の都」です。熊本ほどきれいな水に恵まれているとこはないと言われています。
白川水源は、流水のほとんどが、上流域の阿蘇カルデラに降り注いだ雨や湧水を集めたもので、天然のろ過フィルターを経て地表に湧き出すので、紫外線の照射を行なうだけで容器に充填し、販売する事が認められているほど清浄な水質を誇っています。名水を求めてポリタンク持参の人も多く訪れます。
古くから水に対する信仰もあり、水源地横の白川吉見神社には「くにたつだいみょうじん」のほかに、「みつはのめのみこと」という水神様が祀られています。
阿蘇神社
08阿蘇神社楼門 posted by (C)山の旅人2003
日本全国に約500社ある阿蘇神社の総本山で、肥後の国一の宮です。
全国的にもめずらしい横参道で、この参道に向かって二層の楼門が建っています。健磐龍命をはじめとして十二神をまつる由緒ある神社で、古くから農業の神としてあつく尊崇され、阿蘇開発に伴う多彩な神話伝説、歴史および神事が伝えられています。
- 住所: 熊本県阿蘇市一の宮町宮地3083-1
- アクセス: JR宮地駅から県道11号線、県道110号線経由で徒歩約15分、約1.2km
- 営業時間: 9:00~17:00(御礼所)
- 電話番号: 0967-22-0064
- 公式サイト: http://www.aso-hifuri.jp/
ラピュタロード
知る人ぞ知る絶景スポット「ラピュタロード」です。
阿蘇の大草原を駆け抜ける全長45kmのミルクロードの中にあります。
阿蘇谷に発生した雲海によって、岬のように突き出した地形が、まるで雲に浮かんだように見えるところから「天空の道」「ラピュタロード」と呼ばれるようになりました。
阿蘇山中岳
今なお噴煙を上げる活火山です。エメラルドグリーンの火口湖があります。
現在の阿蘇山ができるはるか前に4回の大規模な噴火があったと考えられており、中でも、4回目の約9万年前の噴火は規模が大きく、その噴火による火砕流の堆積物が海を隔てた島原、天草や山口県でも確認されています。
これらの噴火活動で地下の大量のマグマが地上に放出され、その影響で地下に大きな空間ができ、それを埋める陥没が起きて、阿蘇地方に大きなカルデラが形成されたと考えられています。
- 住所: 熊本県阿蘇市黒川字阿蘇山
- アクセス:
- (1)JR阿蘇駅から九州産交バス阿蘇山西駅行きで40分、終点下車
- (2)阿蘇山に乗り換え約4分、火口西駅下車
- 営業時間:
- ●3月20日~10月31日・・・8:30~18:00
- ●11月1日~11月30日・・・8:30~17:00
- ●12月1日~3月19日・・・9:00~17:00
- 定休日: 火山規制時運休
- 電話番号: 0967-32-1960(阿蘇インフォメーションセンター)
- ロープウェイ往復料金: 大人(中学生以上)1,200円、小人(小学生以下)600円
- 公式サイト: http://www.kyusanko.co.jp/aso/lookaround.php
仙酔峡
阿蘇中岳と高岳の北麓に位置し、流出した溶岩によって出来た渓谷です。阿蘇谷と北外輪山が一望でき、阿蘇高岳、中岳への登山の拠点となっています。毎年5月中旬になると、約5万本のミヤマキリシマが一斉に咲き、一帯は鮮やかなピンク色に染ります。
仙人が酔うほど美しい峡谷であることから、仙酔峡と呼ばれるようになり、付近には、単純温泉の仙酔峡温泉もあります。
写真提供:
参考サイト:
熊本の自然(1)~広大な自然と歴史を歩く~
熊本は、阿蘇山や、鍋が滝、菊池渓谷など、他にも沢山の広大な自然、そして、熊本城をはじめとする、歴史に触れる数々の名所があります。
熊本を訪れた際は、いきなり団子をぜひ食べてくださいね(笑)
熊本城
熊本といえば、熊本城ですね。日本三名城の一つでもあり、加藤清正が手がけた名城です。
石垣は、清正が最も得意としていて、下は緩やかな勾配ですが、上部に行くにしたがって垂直に近くなる「武者返し」と呼ばれる形状の石垣造りがみられます。熊本市役所前の石垣は、日本最長の長さを誇ります。
城内には、加藤清正が祀られている加藤神社もありますので、合わせて立ち寄ってみては如何でしょうか。
・住所: 熊本県熊本市中央区本丸1-1
・交通: 熊本市電 熊本城・市役所前下車、徒歩10分
・公式サイト: http://www.manyou-kumamoto.jp/castle/
桜の馬場 城彩苑
熊本城から徒歩5分位のところにあります。熊本城と合わせて訪れるといいです。
城下町を再現した町並みの中に、歴史文化体験施設「湧々座」や、食やお土産品などの飲食物販施設「桜の小路」などがあり、まるで江戸時代にいるような気分が味わえます。着物を着ての記念撮影もありますので、ぜひ家族で記念撮影したいですね。
・住所: 熊本県熊本市中央区二の丸1-1
・交通: 熊本市電 熊本城・市役所前下車、徒歩7分
・公式サイト: http://www.sakuranobaba-johsaien.jp/
旧細川刑部邸
全国有数の上級武家屋敷としての格式を持つ、熊本県指定重要文化財です。
熊本城から徒歩15分位のところにあります。熊本城と合わせて訪れるといいです。
旧細川刑部邸は建坪300坪(990平方メートル)にも及び、熊本市東子飼町で下屋敷として使用していたものを平成2年から4ヶ年かけて移築したものです。
蔵が付属した長屋門(ながやもん)を入ると、唐破風(からはふ)の御玄関、ついで御客間から入側造り(いりかわづくり)の表御書院(おもておんしょいん)、二階建ての「春松閣(しゅんしょうかく)」とつづき、別棟に書斎の付いた茶室「観川亭(かんせんてい)」や御宝蔵(ごほうぞう)などを備え、全国有数の江戸時代の大名邸宅としての格式をもっています。
・交通:熊本駅前駅(熊本市電A系統各停 健軍町行)呉服町駅から徒歩27分、車は熊本インターから熊本市街へ約30分
・駐車場情報:熊本城三の丸駐車場123台、バス5台 有料
夏目漱石内坪井旧居
夏目漱石は、教師として4年3ヶ月熊本で過ごしていました。熊本県内でも、6回引越したうちの5つ目の住居で、ここは、新婚だった鏡子夫人と暮らした場所で、夏目漱石が愛した想い出の家とも言われています。長女の出産に使った井戸もあり、和室が一般公開されていたり、原稿や初版本等の漱石にまつわる資料が多く展示されています。
・住所: 熊本市中央区内坪井町4-22
・交通:熊本城周遊バス「しろめぐりん」壺井橋バス停 下車徒歩約3分
・公式サイト: http://www.manyou-kumamoto.jp/contents.cfm?type=A&id=79
水前寺成趣園
江戸時代の肥後藩の藩主である細川家ゆかりの御茶屋です。
池は阿蘇からの湧き水で、回遊式となっているので、桃山式の優美な庭園を歩いて回ることができます。8月には薪能、春・秋には流鏑馬があります。
また、園内には、正面入り口から入ってすぐ左側に、細川家ゆかりの出水神社があります。細川家歴代藩主とガラシャ夫人が祀られています。
園の正面入口からこの出水神社へとつながる橋を渡るとすぐに、2つの手水鉢があり、その一つが「長寿の水」と呼ばれる、ご神水が。飲めば長生きできるそうですので、訪れた際は、ぜひ「長寿の水」にも立ち寄ってみて下さい。
・名称: 水前寺成趣園
・住所: 熊本市中央区水前寺公園8-1
・交通: 熊本市電 水前寺公園電停下車、徒歩3分
・公式サイトURL: http://www.suizenji.or.jp/
霊巌洞
熊本市の西方、金峰山山麓にあり、曹洞宗の僧、東陵永與(とうりょうえいよ)が開基したと伝えられる雲巌禅寺の境内にあります。
宮本武蔵は、この洞窟にこもって兵法書「五輪書(ごりんしょ)」を著しました。
洞窟内には岩戸観音の名で知られる観音像が安置されており、霊巌洞の歴史は寺より古いと言われています。
雲巌禅寺から霊巌洞に至る岩山を削った細道には、五百羅漢が安置されており、まさに見所たくさんのスポットです。
・住所: 熊本市西区松尾町平山589
・交通:バス-交通センターから産交バス芳野経由河内行き乗車、岩戸観音入口下車徒歩20分
車-菊水インターから約50分
・電話番号:096-329-8854(雲巌禅寺)
小泉八雲熊本旧居
ギリシャ出身の新聞記者、小泉八雲が熊本に赴任した際、最初の一年を過ごした住居です。
「耳なし芳一」、「雪女」、「むじな」などの作者としても有名で、当時、八雲が礼拝したといわれる神棚が今も残されています。
八雲の軌跡を記したパネルや作品も展示されています。
・住所: 熊本市中央区安政町2-6
・交通:バス-熊本城周遊バス「しろめぐりん」通町筋バス停 下車徒歩約3分・電話番号:096-354-7842
宮崎の自然(2)~かみがみのものがたり~
宮崎の続きです。
神話の世界を、自然を楽しみながら観光したら、とても素敵ですね。
鵜戸神宮(うどじんぐう)
通称「鵜戸さん」とよばれ、神武天皇の父・鵜葺草葺不合命(うがやふきあえずのみこと)が主祭神として祀られています。
本殿には、豊玉姫が出産のために海底から乗って来られた亀と伝えられる「霊石亀石」があって
亀石の穴に男子は左手、女子は右手で願いをこめながら「運玉」とよばれる素焼きの粘土の玉を投げ、みごと入ると願いが叶うとか(^^)
また、本殿の裏手には、お乳岩があっり、鵜葺草葺不合命の母、豊玉姫が、御子のために乳房を岩肌に移された、といわれ、今もなお絶えることなく岩から清水が滴っています。
このお乳岩から滴る清水を、お乳水といい、鵜葺草葺不合命は、お乳水で作った飴を母乳代わりに育ったと言われています。
鵜戸神宮の「おちちあめ」は、このお乳水で作られているんですね。
海岸に面した自然の洞窟の中に本殿がある鵜戸神宮の景観は、なかなか他ではみられませんので、宮崎を訪れた際は、ぜひ、ご参拝ください♪
住所:宮崎県日南市宮浦3232
時間 6~19時(10~3月は7~18時)
交通:電車は、JR宮崎駅から徒歩1分の宮崎駅前バスセンター→宮交バス日南・飫肥行きで1時間20分、バス停:鵜戸神宮下車、徒歩10分
車は、宮崎道宮崎ICから国道220号経由37km45分
駐車場:あり
青島
宮崎市から南へ約20kmほどのところに位置しています。
島は、「鬼の洗濯板」とよばれる波状岩に囲まれてれていて、干潮時には陸続きとなります。
青島は浦島太郎伝説のモデルともなった、神話「海幸彦・山幸彦」の舞台としても有名で、島のほぼ中央には、海幸彦と山幸彦ゆかりの青島神社もあり、縁結びとしても知られているそうです♡
「玉の井」という井戸がまつられていて、海積宮(竜宮城)の入り口にあったとされる井戸で、山幸彦と豊玉姫との出会いのきっかけとなった井戸なんですね。素敵ですね。
住所:宮崎県宮崎市青島2-13-1
交通:電車は、JR青島駅→徒歩10分経路検索
車は、宮崎道宮崎ICから11km10分
駐車場 なし
宮崎神宮
神武天皇を祭神とし、左の相殿に父ウガヤフキアエズノミコト、右の相殿に母タマヨリヒメをお祀りしています。
神武天皇が東征以前に宮を営んだ地といわれ、後に九州に下向してきた皇孫の建磐龍命(阿蘇神社の祭神)がその縁に因んで創祀したといい伝えられています。
崇神天皇の時代に社殿が創建され、景行天皇の熊襲征討に際して重ねて造営がなされ、更に応神天皇の時代からは『国造本紀』に載せる日向国造の祖、老男命(おいおのみこと)が祀るようになったとか
東神苑には樹齢400年以上と推定される「オオシラフジ」(天然記念物)があり、宮崎神宮の大きな森は野鳥たちが集まっってくるそうです(^^)
また、神宮の森の北端には、県総合博物館、埋蔵文化財センター、県内の古民家を移築保存した民家園があります。
所在地:宮崎県宮崎市神宮2丁目4-1
交通:バス / 宮交シティから宮崎神宮行きバス20分、宮崎神宮下車。
車 / 宮崎駅から約10分、宮崎空港から約30分
電話:(代)0985-27-4004(宮崎神宮社務所)
駐車場 あり
サンメッセ日南
世界で唯一イースター島の長老会より許可を得て、完全復刻したモアイ像があります。
写真はモアイアップです(笑)
右から2番目のモアイ像を触ると金運、左から3番目は恋愛運が上昇すると言われています♥︎
園内には、海が一望できるレストランや、牧場、世界の珍しい昆虫展、売店、リラクゼーション施設などもあり、家族で楽しめます。
住所:宮崎県日南市宮浦2650
交通:電車は、JR宮崎駅から徒歩1分の宮崎駅前バスセンター→宮交バス日南・飫肥行きで1時間27分、バス停:サンメッセ日南下車、徒歩10分経路検索
車は、宮崎道宮崎ICから国道220号経由30km40分
駐車場 あり
料金:入園700円、中・高生500円、4歳以上350円
時間:9時30分~17時
休み:第1・3水曜(8月は無休、祝日は開園)
写真提供:
宮崎の自然(1)〜かみのものがたり〜
記紀によると、邇邇芸命(ににぎのみこと)が、高天原から日向国の高千穂に降り立ったと言われており
※命(いのち)と書いて、命(みこと)と読みます。
宮崎県には、日本神話にまつわる場所が数多くあります。
かみのものがたりを、自然を楽しみながら、旅してみたいものです。
高千穂峡
高千穂峡は、太古の昔、阿蘇火山活動によって噴出した溶岩流(火砕流)が、五ヶ瀬川に沿って帯状に流れ出した侵食谷です。
1934年(昭和9)11月10日に、五ヶ瀬渓谷(ごかせがわきょうこく)として名勝・天然記念物に指定されました。
渓谷内には、約17mもの高さをもつ雄大な滝「真名井の滝」があります。
天孫降臨の際、この地に水がなかったので、 天村雲命(アメノムラクモノミコト)が水種を移した「天の真名井」から湧き出る水が滝となったと伝えられています。
貸しボートもあります。
夏季期間中、真名井の滝、遊歩道がライトアップされ、幻想的な自然の景色がみられます♪
また、神話に由縁のある「おのころ島」や「月形・日形」「鬼八の力石」など、 かみのものがたりを十分に感じることができます。
住所:宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三田井御塩井
駐車場:
・御塩井(おしおい)駐車場 有料 500円
・あららぎ駐車場 有料 300円
・大橋駐車場(無料)
・駐輪場:おのころ池周辺の広場
天岩戸神社
古事記・日本書紀には天照大神(アマテラスオオミカミ)は弟の素戔嗚命(スサノオノミコト)の乱暴に怒り、天岩戸に籠もられたと記してあり、その天岩戸は西本宮に祀られています。
お祓いを受けると、西本宮から対岸の「天岩戸」を拝観できます。
また、境内には御神木町木「おがたまの木」と「古代銀杏」があり、東本宮には杉の根本から湧き出る御神水があります。西本宮には、古代高千穂地方の貴重な資料約2.000点を展示する微古館があります。
天安河原
天岩戸神社西本宮から岩戸川に沿って徒歩約10分位。
天照大神(アマテラスオオミカミ)が岩戸にお隠れになった際、天地暗黒となり、八百万の神々がこの河原で集まって、天照大神にどうにか外に出てもらおうと試行錯誤したと言われています。
別名「仰慕ヶ窟(ぎょうぼがいわや)」とも呼ばれ、祈願を行う人たちの手によって石が積まれています。
国見ケ丘
神武天皇の孫・建磐龍命(タテイワタツミノミコト)が、筑紫の国(九州)統治の命を受け、下日向県(しもひゅうががた)を経て阿蘇に向かう途中、ここで四方を見渡し、国見をしたという伝説の地です。
西に阿蘇外輪山、五岳、東に、神話伝説の地、高千穂盆地、北に、日本百名山の一つである祖母山、南に、天孫降臨の地と伝えられる二上山(ふたがみやま)に続く椎葉の山々を見ることができます。
瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が天下りした際の、神々の石像が立っています。
雲海は、9月中旬~11月下旬の早朝、日の出後1時間くらいまでが見頃です。
寒さ対策をしっかりして、ぜひ、神話の一景をご堪能下さい。
写真提供:
鹿児島の自然(2)
前回の続きです。
鹿児島の自然、満喫してみたいものです♪
桜島
- 月読神社
- 桜島ビジターセンター
- 桜島自然恐竜公園
- 桜島なぎさ遊歩道
- 桜島海釣り公園
- マグマ温泉
- アコウ群
鶴丸城跡
城山公園
異人館
仙巌園(せんがんえん)
入園時間8:30〜17:30入場料大人(高校生以上)1,000円小・中学生500円※乳幼児無料公式ホームページ